飲酒運転根絶「ハンドルキーパー運動」にご協力ください。




「ハンドルキーパー運動」とは、
自動車で飲食店に行って飲酒する場合、仲間同士や飲食店の協力を得て飲まない人
(ハンドルキーパー)を決め、その人は酒を飲まず、仲間を自宅まで送り、飲酒運転を防止する運動です。
 (一財)全日本交通安全協会では、ハンドルキーパー運動を国民運動として定着化させることを目指し、
ポスター・チラシなどハンドルキーパー運動を国民に周知させるための広報、運転者関係団体に対する
ハンドルキーパー運動への参加呼び掛け等の協力要請などの活動を行っています。
大阪府交通安全協会でも、 
依然として発生している飲酒運転事故を根絶を目指し、関係機関・団体と連携や飲食店などの加盟団体等
に協力を要請し、「ハンドルキーパー運動」を定着させるため、活動を強力に推進しています。







  
 酒類を提供する店舗には、次のことについて協力をお願いしています。
  
客が車で来たかどうかを確認する。
   客が複数で来ている場合には、 
     客にハンドルキーパー(飲まない運転役)を決めてもらいハンドルキーパー 
     には、お酒を出さない。

     ハンドルキーパーに目印となるバッチを付けてもらったり、小旗を席に置いたりする。
     運転代行を呼ぶ場合は、車の鍵を預かる。

この取組は、
下記に示す「ボブ運動」を手本にしたものでオランダやベルギーでは、効果を上げ定着していています。

 
 ボブ運動とは、
   自動車を利用して飲酒する場合に、仲間同士や飲食店が 「Who's  today 's  Bob?」
 (今日のボブは誰?)との合い言葉で、「今日は、飲まないでドライバーになるのは誰?」と呼びかけ合う
 運動です。
   「ボブ(Bob)」とは、ヨーロッパで比較的ポピュラーな人名であり、それ自体に特別な意味は、ありませ
  ん。

 ボブ運動の始まりは、
   1995年にベルギーの交通安全関係機関とビール醸造会社によって始められました。
  
 その他の推進国は、
   オランダでは、3VO(オランダ交通安全協会)、運輸・公共工事・水管理省(政府)、酒類の製造業者
   及び輸入業者組合、ホテル・レストラン・バー等の組合、オランダ・オリンピック委員会、警察など様々な
   関係機関・団体が参加して運動を推進しています。
   米国では、「氏名ドライバー(Designated  Driver)制度」として行われている模様です。
   日本では、NPO法人の「ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)」、「MADDジャパン」等が運動
   を提唱されています。

 オランダでの効果は、
   3VO関係者によると、国民の85%が「ボブ」の意味を理解し、88%が飲酒の際に「ボブ」を決めることに
   肯定的であるとのことで、ボブ運動は、多くの国民に普及している模様です。


「ハンドルキーパー」という愛称には、
「ハンドルを握り、仲間の命を守る人」の意味が込められています。






「ハンドルキーパー運動」を推進するためのロゴマークです。



※ ロゴマークの取扱いについては、ハンドルキーパー運動を推進するための
ポスター・チラシ等公益目的に使用することは自由ですが、
ロゴ・マークを使用したグッズを販売するなど、営利目的に使用する場合は、
全日本交通安全協会に事前承認を得てください。


(一財)全日本交通安全協会 安全対策第3課
    電話 03−3264−2641


HOME