お父さん、お母さん、ご家族の皆さん、
学校や塾の先生、スポーツ指導者、地域の皆さんへ



 
 (一財)大阪府交通安全協会では、我が国の将来を担う子どもたちが
悲惨な交通事故の犠牲となることがないよう、交通安全教育をはじめと
するいろいろな対策を進めております。
  昨今、青少年の非行、いじめ、児童虐待など様々な問題が深刻化
する中、家庭、学校、職場、地域などにおいて、青少年を健全育成する
ための取り組みが国民的な広がりとなるよう「青少年育成国民運動」
を推進されています。
 当協会では、この運動に呼応し、さらに子どもの安全を守るため、諸
対策を進めることとしております。


 
 「文部科学大臣からのお願い」 から抜粋

  このところ「いじめ」による自殺が続き、まことに痛ましい限りです。
いじめられている子どもにもプライドがあり、いじめの事実をなかなか
保護者等に訴えられないとも言われます。
  一つしかない命。その誕生を慶び、胸に抱きとった生命。無限の 
可能性を持つ子どもたちを大切に育てたいものです。
子どもの示す小さな変化をみつけるためにも、毎日少しでも言葉を
かけ、子どもとの対話をして下さい。
  子どもの心の中に自殺の連鎖を生じさせぬよう、連絡し合い、子
どもの生命を護る責任をお互いに再確認したいものです。



  青少年の健全育成に関する諸問題については、いろいろな所で、
相談を受け付けております。
  相談相手がいない。また、連絡先が分からないときは、次の所に
電話をしてください。



 「いじめ・心の悩み緊急相談いのちのホットライン」
   電話 06−6944−3818
   ※   平日の午前9時から午後8時

 「すこやか教育相談」 (府教育センター)
   電話 06−6607−7361 
   ※   平日の午前9時30分から午後8時

 「子ども家庭相談室」 (民間相談機関)
   電話 06−6634−1235 
   ※   月〜木曜日 午前10時から午後8時





  未来のある君たちへ

        〜「文部科学大臣からのお願い」を一部借用〜




  自分より、弱いたちばの友だちや同級生をいじめるのは、はずか
しいことです。
仲間といっしょに友だちをいじめるのは、ひきょうなことです。
  もし、自分がいじめられたら・・と、相手のきもちになって考えて
ごらん。
  もし、今、だれかをいじめている君たちも、いじめられるたちばに
なることもあるんだよ。
だれだって、いじめられるのは、いやなはず。
  自分では、いじめていないつもりでも、相手の心がきずついてい
ることもあるんだよ。
相手のきもちになって、もう一度考えてみることもだいじだよ。
  もし、だれかをいじめていたら、すぐにやめようよ。


  いじめられて苦しんでいる君は、いじめられていることをはなす
ゆうきをもとうね。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、きょうだい、
学校の先生、学校や近所の友だち・・・、だれにでもいいから、
ゆうきを出してはなしてね。
  君は、けっして一人ぼっちじゃないんだよ。
きっと、だれかが助けてくれるからね。


  いじめにあっている人を知っている君は、ひとりでなやまず、
ゆうきをだして、まわりの大人の人に、はなしてね。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、おにいちゃん、
おねえちゃん、学校の先生・・・など、だれにでもいいからね。
  そして、苦しんでいる友だちを、はやく助けてあげてね。




(一財)大阪府交通安全協会